バラの品種紹介

真宙<禅ローズ>

真宙<禅ローズ>

アプリコットのディープカップ。中輪のロゼット咲。
シュラブに分類されますが、よく枝が伸びるので、小型のツルバラにもできます。

花弁がぎゅうぎゅう巻き巻きで、ボタンアイにもなる。
3分咲き位の頃はコロンと丸くてかわいいけど、その後ゴージャスに開きます。


↑まだコロンとしている頃


↑大分開いた頃。

香りが素晴らしい。フルーツにティーの強香。
樹勢はとても旺盛。新苗で購入しましたが、どんどん大きくなりました。
四季咲きで秋も良く咲きます。昨冬は、暖冬なのもあり、12月でも花を付けました。
耐病性は並とのことだけど、うちでは気が向いたときのスプレー式薬剤散布でほぼ病気はなりませんでした。
初冬にちょっと黒星は出ましたが…

昨年、新苗でバラの家実店舗からお連れしたのですが、余ってた大きな15号鉢があったので、いきなり15号に植え付けるという暴挙に出ましたが、そんなことお構いなしでとてもよく成長しました。
※バラのサイズに不釣り合いな大きな鉢に植え付けると、鉢中の土が乾かず、根腐れしやすくなります。
また、バラは土が乾くことで水を求めて根を伸ばすので、土が乾かない状態だと、さぼって根を伸ばしません。
なので、少しずつ大きなサイズに鉢増しするのがセオリーです。

ただし、デビッド・オースチンはいきなり25リットル以上の鉢に植え付けることを推奨しています。(カタログに書いてる。)
(そもそも鉢でバラを育てるのは庭の少ない日本独自のスタイルらしい)

私はそれも知っていたのと、ほかに空いている鉢がなかったのもあって、いきなり15号に植え・・・ては見たものの、やはり一般的なセオリーとは真逆のことをしたので、結構心配してました。
しかし、私の心配をよそに、夏に樹皮をゴマダラカミキリに食われるというハプニングと、まさかの癌腫発覚というトラブルもありましたが、カミキリは産卵しておらず、癌腫もいまのところ乗り越えて、今はツルバラとして柱に巻き付けられています。

尚、ブランドは「禅ローズ」だと思うんだけど、バラの家では「吉池貞藏氏 作出のバラ」という分類になっています。↓

真宙<禅ローズ>の特徴一覧


ブランド・作出会社:禅ローズ

作出国・作出年:日本(2009年)

花弁の色:アプリコット系

花のサイズ:中輪

咲き方・花容:カップ咲, ロゼット咲

開花期:四季咲き

香りの強さ:強香

香りの系統:ティー系, フルーツ系

系統:モダンシュラブ

樹形:シュラブ

樹高:1.2M~1.5M程度

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